母の終活宣言が転機に。
“安心感”を持って“成長”できる会社
齊藤 奈都未
人材PF事業本部 課長 / 2024年7月入社
「終活したい」母の一言が転職のきっかけに
経営に近い場所で誰かの決断を支えたい
転職先で重視した点は2つあります。
1つは、「経営に近い環境で仕事をする」ことです。
以前よりゼロから事業を作り、自分の手で成長させることに興味がありました。
もう1つは、「前職のスキルや経験が活かせる」ことです。
前職が、収益用不動産のコンサルタントだったため、自然とお客さまのお金に対しての価値観から始まり、
仕事や人生観、ご家族や相続の悩みなど踏み込んだご相談をいただいていました。
在職中には2,000人以上の方々と対話し、さまざまな価値観に触れる内、
私の中で「人の決断の背中を押せる人になりたい」という思いが強く芽生えました。
そのため、LDTの新規事業である人材事業部で採用支援や人材育成に関わる仕事は、
「経営に近い場所で、誰かの決断を支えたい」
と考えていた私にピッタリでした。
また、LDTが力を入れている「エイジテック領域」への期待もあります。
葬儀や遺品整理、お墓など終活に関わる事業だけでなく、
医療や介護、シニアライフなど高齢化社会の問題を見据え、
問題解決に先んじて取り組もうとするLDTの先見性や視野の広さに、大きな将来性を感じています。
自分のアイデアが“カタチ”になる会社
LDTの仕事でのやりがいは「自分で考え、創り出せる」ことです。
現在、私は人材事業部で採用支援や人材育成に関わる事業をしています。
私たちの仕事は、単に「求職者さまを葬儀社さまへご紹介」するだけでなく、
もう一歩先へ進んだ業務の効率化や人材不足解消に向けた”独自のサービス展開”を目指しています。
葬儀業界でいうと「葬祭ディレクター職」があり、
ご遺族に寄り添う人の温かさや優しさが大切で、機械には決して代えられません。
また突然起こることでもあるため、働く勤務形態は夜勤やシフト制などで勤務時間が様々になります。
すでに一部業務を外注している葬儀社さまもありますが、人材ニーズは葬儀社さまによって異なります。
特に、小規模の葬儀社さまでは教育リソースが負担になることも多く、
内製化するものとスポットで外注するものと分けられれば、
社員の業務負担も減り、人材不足の解消にもつながります。
さらに、実際に就業することで、葬儀業界に興味を持つ求職者さまが増えることも期待できます。
また、人材育成についても葬祭業の定着率向上のための提案をしていきたいです。
葬祭業は、よく「離職率が高い」と言われ大きな課題にもなっています。
早期離職の原因を特定し葬儀社さまと人が定着し、
人が成長し人材不足が解消する取り組みも、タッグを組んで積極的に行っていきたいです。
他にも、求職者さまや葬儀社さまとのやり取りで、
「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことが多いことも、私のやりがいになっています。
人材が定着せずに困っている葬儀社さまや、労働環境がなかなか厳しく、
葬祭業界から離れてしまう求職者さまは多くいらっしゃいます。
そんな大変な状況の中でも、「故人の方とご遺族のために」と一生懸命取り組んでいる方達と一緒に伴走し、
課題や悩みに寄り添うことに、大きなやりがいを感じています。
今後も、さまざまなサービスを提案し求職者さまと葬儀社さまの悩みや不安を解決できる
“架け橋”のような存在として事業を展開していきます。
安心感を持ってチャレンジできる環境
LDTの職場の良さは、なんと言っても、
「提案やアイディアが出しやすい雰囲気が整っている」ところです。
これは白石社長のリーダーシップによって創られています。
完全なるトップダウンではなく、現場として最適解が見つかった時は提案ができ、
白石社長は「良いと思うよ!」とまずは肯定してくれるんです。
その上でさらに必要な情報を集め、徹底的に検証し「これならいける!」と確信を持てる状況を整えてから、
背中を押してくれるのでとても心強いです。
取り組む前から頭ごなしにできない理由や失敗する理由ばかりだと、
次の提案もしづらくなると思うんですが、白石社長はまずは話をしっかりと聞き受け止めてくれ、
とても建設的な話し合いをしていただいています。
特に私の気づかなかった観点からアドバイスをしてくださるので、
私自身の視野も自然と広がり、日々挑戦と成長に繋がっています。
そんな安心感を持って思い切ったチャレンジができるのも、LDTの大きな魅力だと思います。
経験よりも“誠実さ”と“熱量”が大事
わたしが働く上で大切にしていることは、大きく2つあります。
それは、どんな人に対しても、どんな環境下においても態度や姿勢が変わらない“誠実さ”と、
困難があっても常に真摯に向き合い行動する情熱と覚悟を持ち続ける“熱量”です。
私たちの業界は、エイジテックという、まだまだ発展途上で可能性が広がる分野です。
世の中の変化が激しい現代において、これからの社会に必要とされるサービスや技術を創り出すためには、
既存の正解にとらわれず、新しい正解を自分たちで作り続ける姿勢が求められます。
たとえ「これが正しい」と思える答えが見つかったとしても、
それすらも常に疑い、より良いものを探求する――そんな柔軟性と挑戦心が大切です。
私自身、エンディング業界に未経験で入社しましたが、
求職者さまや葬儀社さまとの会話の中でたくさんのことを学んでいる最中です。
LDTはポジティブで心の温かい人たちばかりの職場です。
会社の成長を“自分事”として捉え、そこに無関心な人がいないので、助け合える環境が整っています。
たとえ経験がなくても、素直な気持ちで学ぶ姿勢と行動力さえあれば、活躍できるフィールドが用意されています。
ぜひ気負わずに挑戦していただきたいです。
わたしたちと一緒に働きませんか?
LDTでは一緒に働く多様な仲間を募集しています。
社会人としては、中高一貫校の国語科の先生としてスタートしました。
生徒たちが成長していく姿を見守ることに大きなやりがいを感じていました。
しかし、数年経った時に人に物事を教えられるほど世の中のことを何も知らない未熟さを感じ、
より幅広い人々と関わり、世の中を知りたいと思い、不動産業界に転職しました。
不動産会社では、コンサルタントとして、多くの方の人生設計や資産運用をサポートしました。
お客さま一人ひとりの人生ビジョンを聞かせていただき、
“一歩踏み出すお手伝い”ができるのは、非常にやりがいのあるものでした。
仕事やお客さま、仲間にも恵まれ、未熟な自分自身ともきちんと向き合えた、とても素敵な職場でした。
転職のきっかけは、実家に戻った時の母の一言です。
突然「終活をしたいの」 と言われたのです。
「え?終活?なんでお母さん、死ぬことを考えているの?」と驚きました。
実際、母と終活プランについて話していくと、
「〇〇さんに会いたい」
「海外旅行に行きたい」
「お父さんとデートしたい」
などが出てきて、みるみる楽しそうな表情になっていったんです。
その瞬間、私が抱いていた終活のイメージが大きく変わりました。
多くの人が、終活と聞くと「終わり」を意識したネガティブなイメージを持つと思いますが、
母との会話を通じて終活は、
「孤独で後ろ向きなもの」ではなく、
「やりたいことの棚卸し」であると気づいたのです。
それは私がコンサルタントとしてやっていた、“一歩踏み出すお手伝い”と同じでした。
それ以来、「終活自体のイメージを変え、どの世代でも当たり前にしたい」
という強い思いが芽生え、エンディング業界への転職を決意しました。