「みんなの作品」として
LDTの事業軸や想いをデザインで伝えていきたい
田原 菜苗
マーケティング事業部 / 2025年5月入社
一つの事業に深く、長く関わる仕事がしたい
LDTの面接で感じた「一緒に考える仲間」としての期待
転職活動で重視したのは「自社事業に深く関われるインハウスデザイナー」であること。
そして「社会貢献につながる事業やサービスを提供する会社」であることです。
会社の規模に関係なく、自分が作るものが誰かの役に立ったり、成果をもたらすような「芯のある仕事」がしたいと思ったからです。
LDTを求人票で見つけた時、まず「葬儀」という言葉にインパクトを受けました。
医療や福祉系の企業は多いですが、あまり見かけない単語だったので興味を惹かれたんです。
そして調べる過程で、LDTが「葬儀」というレガシーな領域にテクノロジーで挑戦していることを知りました。
葬儀は人生で誰もが、一度は必ず関わる領域です。「誰にでもタッチポイントがある事業」は、成長や需要もあって面白そうだし魅力を感じました。
なにより「社会を良くしていきたい」という明確な事業目的に、私が求めていた強い「芯」を感じたんです。
業務内容もこれまでのデザインの経験を活かせ、幅広い業務に携われると感じたことも大きかったです。
また、一次面接の雰囲気や印象が良かったのも大きな理由です。当時の面接担当だった小池さんから、思考力が問われるすごくユニークな質問をされたんです。
ただ言われたデザインを作るだけの「作業員」ではなく、一緒に考えて仕事をする「仲間」として期待されていることが、嬉しかったですし、なによりワクワクしました。
一次面接の時点で「LDTで、一緒に働きたい!」と気持ちが固まっていました。
デザイナーの役割は「色と形を使って翻訳する」こと
LDTでは、社内のデザイン業務全般を担当しています。
ロゴやバナー、チラシ、Webサイト、展示会ブース、名刺、マニュアルのデザイン制作や調整など、幅広い業務に携わらせて頂いています。
先日も、会社のロゴをリニューアルしたばかりです。
私が業務で心がけていることは、2つあります。
一つ目は「スピード感のあるアウトプット」です。デザインの性質上、言葉で説明しても相手に上手く伝わらないことも多いです。
そのため、まずはイメージを共有でき、社内の意見やアイデアが出やすくなるように、完璧でなくても「形」として現物を出すようにしています。
私自身もLDTの事業や現場での声や想いなど、想像では捉えづらい部分もあります。
だからこそ、みなさんの意見を細やかにキャッチアップし、関わっている仕事の意味や流れを正確に把握しながら取り組んでいきたいと思っています。
なにより会社の制作物は「私の作品」ではなく「みんなの作品」です。
自我を出し過ぎず、多くの人の意見や想いを取り入れ最終形に近づけていき、私だけでなくみんなが納得するものを作りあげたいです。
もう一つ心がけていることは「誰が見ても分かりやすいデザイン制作」です。
私はデザイナーの役割は「伝えたいメッセージがある人と受け取る人を色と形で翻訳してつなげる」ことだと思っています。
特にLDTが携わるライフエンディング業界は、幅広い年齢層の方に情報を届ける必要があります。
過度に前衛的にならず、受け入れやすいデザイン。でも「今っぽさ」は忘れない。そんな絶妙なバランスを探りながら作ることを意識しています。
やりがいと成長が実感できる幅広い業務
LDTでの一番のやりがいは「スピード感を持って幅広い業務に携われる」ことですね。
「これしかやらない」と決まったルーティンではなく、横断的に様々な業務に関われる環境なので、やりがいだけでなく成長にもつながっています。
たとえ新入社員でも、提案すれば新しいことに挑戦できるのも有難いです。
LDTには現在、デザイナーは私一人しかいません。そのため頼ってもらえる場面が多いのも、大きなやりがいです。
今の一番の目標は、LDT全体のクリエイティブレベルをもう一段、二段と引き上げていくことです。
単に「映えさせる」ハリボテを作るのではなく、事業の魅力や想いを正確に、より効果的に伝える「手段」としてデザイン力を磨き、会社のブランド力を上げたいです。
デザイナーは直接的にお金を生み出す職種ではありません。でも、デザインによって会社や事業のイメージ、そして信頼感を高めることはできます。
「最初からLDTに良い印象を持ってもらえている」状態を作ることで、営業や採用活動を行う際の仕事のしやすさを底上げできます。
みなさんが、よりスムーズに仕事に取り組めるように、デザインを通じて貢献していきたいと思っています。
「チームで作る」喜びを実感できる環境
LDTは、穏やかな性格の方が多いため、落ち着いた和やかな職場環境です。役職に関係なくフラットな空気感もあり、白石社長をはじめ、経営陣にも気軽に相談できます。
「これでどうでしょう?」と提案した時も、すぐに反応してくれるので、ひとりではなくチームとして働けている実感を持てるのも嬉しいです。
LDTは、デザインの知識があるなしに関係なく、みなさんが「より良いものにしたい」という強い思いを持って協力的に色々なアイデアを出してくれます。
そのため、私自身もみなさんの期待に応えたいと前向きな気持ちで働けます。
入社して一番印象的だった仕事は、はじめて本格的なキャラクターを作ったことです。
「ケアシフト」という人材事業部が立ち上げた看護・介護業界に特化したスポットワークサービスのキャラクターで、ラッコがモチーフです。
ラッコは海の中を漂う時、はぐれないように仲間同士で手をつないでいるため、支え合う福祉や看護をイメージして生まれました。
このキャラクターが、みなさんにすごく気に入っていただけて「可愛い!」「グッズが欲しい」と、たくさんの声をいただけたんです。
チラシを作っても、愛着を持たれることは少ないので(笑)、喜んでいただけたのはもちろん、作ったものを愛していただけたのも、すごく嬉しかったです。
関連サイト:ケアシフト
「軽やかな創造力がある方」と働きたいです!
今後LDTで一緒に働きたいのは「自ら考え行動し、ポジティブに課題解決できる方」です。
LDTは上場を目指す成長フェーズであると同時に、伝統や文化が色濃く残るエンディング領域に挑戦している会社です。
「誰かに言われるまで、何もやりません」と、受け身の姿勢では、会社のスピード感についていけませんし、なにより仕事を楽しめないと思います。
固定概念に縛られず、アイデアベースでどんどん課題を切り開き、自分の仕事の領域を超えてみんなで作り上げていける。
そんな大変さも楽しめる「軽やかな創造力」を持つ方であれば、LDTで必ず活躍できると思います。
LDTは会社の成長だけでなく、自分の成長も一緒に実感できる会社です。
みなさんと一緒に働けるのを心からお待ちしています!
子どもの頃から絵を描いたり、粘土や手芸でモノを作ったり、手を動かして何かを作るのが大好きでした。
自然と「作る仕事」に興味を持ち、美大へ入学。在学中は、グラフィックデザインを専攻しました。
自己表現を重視するアートよりも、何かを伝えるデザインの方が私に向いているし、なにより面白いと思ったからです。
在学中は、音楽関係の写真撮影やデザインの仕事も並行して行っていました。
写真撮影に魅力を感じた為、卒業後はファミリー向けの写真スタジオでカメラマンとして勤務することに。
撮影は楽しかったですし、お客様から感謝される仕事だったので、やりがいもありましたが、体力的に無理が来てしまい、やむを得ず退職しました。
次に、EC・Webサイトの制作やコワーキングスペース運営をする会社で、デザイナー兼何でも屋として働くことになりました。
様々な業務に携わらせていただき、デザイナーとしても大きく成長できました。
ただ、業務内容はクライアントワークが中心だったため、納品後は私の手を離れ、関われる領域も限られてしまいます。
次第に「一つの会社や事業にもっと深く、長く関わりたい」という想いが強まり、転職を決意しました。