広報の「伝える力」でLDTの成長に貢献したい
島津 洋一郎
マーケティング事業部 広報マネージャー / 2025年5月入社
地元紙の取材が転機
新聞記者の道へ
AgeTechで社会課題の解決を目指す
LDTに入社を決意
転職を考えた際、報道とPRの双方で培った経験を活かしながら、社会課題の解決に携わりたいと考えました。
そこで、超高齢化という大きな課題にテクノロジーで挑むAgeTech(※)企業・LDTを選択。事業内容を軸に企業を絞り込んだ結果、自分の想いと最も重なる会社がLDTだったため入社を決めました。
※AgeTech(エイジテック)とは、高齢化社会で生じる “暮らし・健康・介護・社会参加” にまつわる課題を、デジタル技術で解決・軽減しようとする製品・サービスの総称です。
特に、火葬場の空き状況がPCやスマホ、タブレットからリアルタイムで確認できる「スマート火葬予約」は独自性の高さと共に、将来性も強く感じられました。
関連サイト:スマート葬儀予約
また、LDTが成長期のフェーズで広報体制をゼロから作れるタイミングの会社であることも大きな魅力です。これまで私が培ってきた「伝える力」で、事業成長の加速に貢献できると考えました。
経営層との距離が近く、意思決定のスピードが早いのも入社を決意した決め手のひとつです。
「情報の正確さ」と「スピード感」の両立
現在LDTでは、広報マネージャーとして、プレスリリースの執筆と配信、メディア対応、社外イベントや社内職場紹介の取材・記事執筆、写真撮影など広報PR全般業務を担当しています。
最近だと「スマート火葬予約」を導入いただいている岐阜県飛騨市役所様・沖縄県うるま市「いしかわ斎苑」様の利用レポートをまとめ、プレスリリースとして発信。
岐阜、沖縄県内の新聞や、ウェブメディアなどに掲載されました。
関連記事:【お知らせ】沖縄タイムスに「スマート火葬予約」関連記事が掲載されました
LDTは今まで広報のポジションがなかったので、仕組み作りも含め一から手がけています。
大変さはありますが、上場を控えたフェーズで広報に関われる貴重な経験をさせてもらっているので、やりがいの大きさやありがたさの方が勝っています。
業務で心がけているのは「情報の正確さ」と「スピード感」です。
新聞は訂正が許されない世界だったので、一つずつ事実確認をして慎重かつ丁寧に書く必要がありました。「情報の裏取りはしっかりしろ」と、何度も言われてきました。
特に今のLDTは、IPOを控えている重要なフェーズです。そこで間違った情報を出してしまうと、会社の信頼を損なうことにもなりかねません。
だからこそ「情報は慎重に吟味して出す」という姿勢は、新聞記者時代と変わらず常に意識しています。
とは言え、LDTは仕事でのスピード感も重視される会社です。情報の正確さとスピード感。二つのバランスを取ることも大切にしています。
LDTはスタートアップ企業ならではの
スピード感と勢いのある会社
LDTでの一番のやりがいは「仕事がすぐに結果として反映されること」です。
以前の勤務先は、報道機関だったので、ニュース取材に関しては迅速に対応していたものの、業務の確認や意思決定に時間がかかっていました。
LDTは、ベンチャー企業ならではのスピード感のある会社です。もちろん、LDTでも必要な場面では慎重さも求められます。
ただ、前職と比べても業務のスピード感は大きな違いだと感じています。
慎重に判断を進める企業の良さと、勢いを持って挑むベンチャー企業の良さ。
一長一短を持つ二つの企業の経験が、自分の成長とやりがいにつながっていると実感しています。
現状の目標は、LDTのメディア露出はそれほど多くないので、今後はもっと増やしていきたいですし、誰も手を付けていない領域も多いので、積極的に情報発信をしていきたいです。
「まずはやってみよう!」
心理的安全性が高い職場環境
LDTは、職種や年次の壁が低く「まずはやってみよう!」と背中を押してくれる文化があります。
CEOの白石さんをはじめ、上司の小池さんも、私の提案に気軽にリアクションしてくれますし、会議でも役職関係なく、どんな意見でもウェルカムな雰囲気です。
たとえ失敗しても、責めるのではなくナレッジとして共有し次のアクションへつなげるーーそんなチャレンジしやすい、「心理的安全性」が高い環境も、LDTの魅力です。
皆さんが、色々なことにチャレンジしていて、前向きな姿勢をお持ちの方ばかりです。私も刺激を受け成長できる環境だと感じています。
今後、LDTに入社していただきたいのは、成果とスピードを重視できる人です。
変化の早い環境のなかでも自ら考え、動き、成果を出していける。
そして、LDTにいる多職種のメンバーと協働しながら、自分で課題を見つけて提案し、最後までやり切れるような推進力のある方であれば大歓迎です。
また、LDTは大切な方を失ったご遺族など、心に寄り添う必要のある方たちのための事業を展開しています。
そうした方たちの気持ちを想像し、丁寧に向き合うことができる方と、ぜひ一緒に働きたいです。
新聞社で約20年間、記者と企業広報の業務に携わってきました。
私が新聞記者を目指したきっかけは、高校時代までさかのぼります。当時、私が静岡県で初の単位制高校に入学した際、地元紙に取材される機会がありました。
翌年、記事を読んで入学を決めた生徒が入ったと聞き「こんな影響力のある仕事があるんだ」と驚くと同時に「自分も将来は、新聞記者になりたい」と憧れを持ちました。
大学卒業時、新聞社への就職を目指しましたが、就職氷河期ということもあり、ご縁をいただくには至りませんでした。
教育関係の記事執筆にも興味があったため、新卒で教育関連の仕事に就いたものの新聞記者への夢をどうしても諦めきれず……翌年、再挑戦し内定を頂くことができました。
新聞社では、医療系や地方行政、警察、高校野球の取材を担当していました。高校時代からの夢だった仕事でしたので、やりがいはとてもありました。
取材した病院の先生から「島津さんの書いた記事を見て来院された患者さんが、治療を受けに来て、快方に向かっていますよ」と教えてもらう機会があるなど、新聞が社会に与える影響力の大きさを改めて実感することも多かったです。
新聞記者として8年間働きその後、社内異動で広報・コーポレートコミュニケーション(CC)の部門に移ることに。広報・CC部門では、マーケティングと宣伝の業務も担当しました。
広報・CC部門に異動後、経営管理修士(MBA)を取得するため、夜間の大学院へ2年間通いました。
仕事との両立は正直大変でしたが、情報発信が企業価値やビジネスに結びつくことに強く興味を持つことに。同時に、企業の顔とも言える「広報」の仕事に大きな魅力を感じるようになりました。